三国志を語る(16)

語る会16回目になりました~。




この前の①の詩「途中までしか書かずに投稿」してた。。。



寝ぼけてたのかな。




追加して書いてますので、またよかったら見てみてください。。




ではこの前の吁嗟篇くさへん②です






この前の①は日本語訳のを載せました。
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吁嗟篇くさへん





ああ、此の転蓬てんぽう



世に居ること何ぞ独り然る



長に本の根を去りて逝き



夙夜 休閑無し




東西七陌を経しちはくをへ




南北九阡きゅうせんを越ゆ




卒かに回風の起こるに遇う




我を吹きて雲間に入らしむ




自ら天路を終えんと謂うもおもうも




忽然として沈淵に下つ




驚飈きょうひょう我を接えて出だし




故に彼の中田に帰らしむ




当に南すべくして更に北し




東せんと謂いて反って西す





宕宕とうとうとして当に何にか依るべき




忽ち亡びてた存す





飄颻ひょうようとして八沢を周り





連翩れんべんとして五山を歴たり





流転して恒処こうしょ無し






誰か知らん 吾が苦艱くかん





願わくは中林の草と為り




秋には野火にしたがいて燔かれん





糜滅豈びめつあに痛まざらんや




願わくは根荄こんがいと連ならん







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曹植は、曹丕からたびたび転封された思いを書いた詩ですね。



あまり長いこと、同じ場所にいると、仲間ができて結託し


謀反を起こすことを恐れたのではないでしょうか。




最後の焼かれれても、元の根と繋がっていたい。という曹植の


悲しさが伝わってきますね。




曹植の名称は6回も変わったそうです。
(書いたほうがいい?疲れたので、また気が向いたら書きたいと思います)



曹植の最期は、ほんとに可哀そうだった。