中国史を語る(始皇帝④)


調子よく2日続けて書いてます。




前237(始皇10)年・嬴政23歳。




大梁タイリョウ(魏の都)の人の


尉繚ウツリョウが嬴政に接見



尉繚は財物を惜しまず30万金出して、工作すれば諸侯の



合従ガッショウを崩すことができますと言った。



嬴政は、これに従って尉繚を優遇します。



この時の尉繚は嬴政の印象を、


蜂のように高い鼻に切れ長の目。


クマタカのような厚い胸、


ヤマイヌのような声だったと言っています。




続く



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山犬は褒め言葉なんでしょうか。。。笑



尉繚は嬴政は、温情には薄く、虎や狼のような心を持ち、



倹約してるときは人に謙虚であるが、志を遂げた後は、人を食らう性格になる。


とも言っています。



人を食うと言う意味合いは、相手が下の立場を見てバカにして見下すと


あるから、嬴政の根性の悪さが出ていますね、



しかも、猜疑心まで強い嬴政は、


最低なぶるいの男だったと想像します。。。


麗姫と始皇帝でも、結局最後まで麗を信じることができなかった悲しい最後が


描かれてましたね。



このドラマを見て、誰一人幸せになった人いないんじゃない?・・



と思った私でした。